2021年10月9日(土)14時〜実施しました。今回は、西東京市障害者総合支援センターフレンドリーおよびZoomでのハイブリット開催でした。発表者はNさん(相談支援事業所所属)。テーマは、「虐待ケースにおける、周囲との認識の違いについてのモヤモヤ」。以下、本人や参加者の感想を以下にお示しします。
【本人】
今日はありがとうございました。
皆さんの色々な意見を聞く中で、整理できることが多かったです。
その中でも五十嵐先生のお話から、スムーズに支援するために、法律や制度の知識の重要性を感じました。
また、じっくり話を聞いてもらい、すばらい!なんて誉めていただき、癒されました。
大人になると誉めてもらうことがないので、とても嬉しくなっちゃいました。
ありがとうございました。
また、来月、よろしくお願いします。
ご本人中心で考えられるチーム作り、できるように、真正面からだけでなく、色々な方向から、やっていこうと思います。
【参加者】
・本日は貴重なお話ありがとうございました!難しい状況の中、Nさんが利用者さんのために悩んで行動されたのが伝わりました。現在進行形で続いているとは思いますが、本当にお疲れ様でした。身体も心も疲労がたまると思いますので、健康第一で頑張ってくださいね(^^)今度は直接皆さんとお会いできたらいいな〜またよろしくお願いします!
・今日は貴重なお話、ありがとうございました!周囲との考え方の違い、その中での行動が利用者の方にとって意味のあるものだった点から、現状を見た上で出来る選択の大切さを理解しました。来月も参加させていただきます、よろしくお願いします。
・二ヶ月ぶりの参加。本当に楽しく参加させていただきました。通報。この一つの行為に対しては、する。しない。の二つの判断しかないと思います。でも、その判断をするに色々な価値観(例え「面倒臭い」でも)があってされているものだと考えるきっかけになりました。価値観まで腹を割って話せるこの会が本当に素敵だと思いました。そして、相手の価値観がわかってくると、発言や行動も違ったものに見えてくるんだと感じました。Nさんの発表からもその後の皆様の話からも考え、感じることが多かったです。全然まだまだ消化しきれていません。でも、とても清々しい気持ちでもあります。今日は本当にありがとうございました。
・ありがとうございました!周りにいろいろな事を言う人がいて、苦労されたり悩んだりされたと思います。でも利用者さんの反応を見ればNさんが素晴らしい働きをされた事が分かると思いました。 これからも関係者との関わりで苦労があるかもしれませんが、陰ながら応援させていただきたいと思います!
・事例ありがとうございました。私も利用者に怒りを覚えることは滅多にないのですが、同業者、同職種、関係機関には怒りを覚えることは度々。怒りをガマンしているとイライラ。そんな時、誰のために仕事をしているのかと自分に問い直すことで、仕切り直し、よしっ、これで行く!と、独り言を言ったりして整えたりしています。正論を言って、逆に相手にキレられたり、泣かれたり、といろいろ私も経験しました。結果は渦中にいるその方の笑顔にあります。それを信じてお互いがんばっていきましょう。
・虐待については、見ようとしないと見えてこないと言われています。Nさんのソーシャルワーカーとしての目は、確かだと思いました。素晴らしいことだと思います。なにより私がNさんの支援でさすがだと感じたのは、命の危険性に及びかねないご本人のつらさに耳を傾けて、可能な限り速やかに対応されたことです。言葉では表現しきれない心ある技術と工夫があってのことだと思います。どこにSOSをだしても取り扱ってくれないと感じていたご本人には、Nさんとの出会いが、どれだけ嬉しかったことでしょうか。今回のお話で、私自身の少し昔のことを思い出しました。
2つの行政にまたがって支援しないといけないケースを対応したことがありました。そのときに私とともに行政の担当職員さんは、とても頑張って虐待対応してくれました。でも、もうひとつの行政はそのケースを虐待としませんでした。行政の責任者同士が話し合っても向こうには全く理解されなかったと、悔しそうにその時の担当係長が教えてくれました。そのときに、自分には何ができるか、何をすべきだったかと自身に問いかけました。仮に虐待認定されなくても、それと同じように支援する方法を探ることが、自分自身がおこなうべき行動と信じました。(虐待と認定されないと使えない制度や認定されることのメリットがあります。いろいろなことを考えると虐待認定はルールに則り、されるべきと考えます。)本人に寄り添いささえているNさんの支援は、違う分野ではたらく私にとっても希望です。たくさん考えたり感じることのできるお話をしてくださったこと、本当にありがとうございます。
・昨日はありがとうございました。自分に照らし合わせてしまってまだ客観的になれずにいますが、、いくら親でもカッとした時に暴言を吐いてしまうこともあるだろう〜くらいに思っていましたが、そういった暴言を虐待と捉える方もたくさんいるということが今回の大発見でした。。引かれるかもしれませんが…本当に驚きました😔同じ経験をしても感じ方や捉え方は人それぞれなので、まずはご本人の思いをきちんと受け止めるステップが大切なんだということがよくわかりました。今回のお話は時間をかけて消化したいです…🙇♀️
・ありがとうございました。昨日は改めてソーシャルケースワークの展開は分野を超えたものと確認して、安心しました。私自身は、目の前の人が困っているのだから分野も上下も関係ないと思い今できる出来る限りの事をする。この思いで人に関わって来たつもりです。そのおかげで、良い仲間達ができました。また、私の考え方や仕事のやり方を嫌いな人もはっきりしました。^ ^
相手のことを思わない人に嫌われても、少し腹は立ちますが、ラッキーとの気持ちが強かったと思います。虐待は本人が少しでも発信したら、すぐに感じ取り対応することが必要です。チャンスは二度来ません。今回の方はNさんと巡り合い良かったです。その人が一番そう思っていると思います。危機感のない行政のワーカーや保健師等、感じられない人なのか、関わりたくない人なのかわかりませんが、何もしない事に変わりません。何もしない人達を気にする必要は有りません。モヤモヤ、腹だたしさ、有りますが、自分を信頼してくれた人に応える努力をすれば良いと思います。ちなみに私自身は、虐待、イジメ、DV、等、弱いものイジメをする人は好きでは有りません。ソーシャルケースワークは強きを挫くことは出来ないけど、弱きを守る事は出来るかも知れません。素晴らしいNさんに感激しました。ありがとうございました。また、この集まりを作った上村先生にも感謝します。良い仲間達が増えました。^ - ^
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