【実績報告】第8回勉強会「私が思うケースワーク(過去の事例を振り返って)」:Iさん

2021年11月13日(土)14時〜実施しました。今回は、西東京市障害者総合支援センターフレンドリー5名およびZoom1名でのハイブリット開催でした。発表者はIさん(元福祉事務所、限障害者支援センター所属)。テーマは、「私が思うケースワーク(過去の事例を振り返って)」。以下、本人や参加者の感想を以下にお示しします。

【本人】

・今日も有意義な時間をありがとうございました。私の話しが、少しでもお役に立てれば嬉しく思っています。素晴らしい感性と力を持っている皆さんに話すのは少し恥ずかしいような、また緊張が有りました。でも、暖かく受け止めてくださり、わかってくれる人に話すことで、自分自身も楽になってくるのを感じ感謝しています。これからも宜しくお願い致します。

・取り止めのない、拙い話しから、皆さんそれぞれが、様々なことを感じ取っていただき、とても嬉しいです。流石に力のある人は違いますね。これからも、長く付き合ってくださいね!


【参加者】

・今日も素晴らしい時間でした。I先生ありがとうございました!

「人を信じる信念」

私の中の今日のキーワードでした。I先生のクライエントと向き合う姿勢の根底に、人は変わることができるという信念がある。だからこそ徹底して向き合えるし、相手のより良い人生をともに追求できるのですね。改めて、先生の積み上げられてきた事例を、貴重な記録として世に残したいと強く思いました。

・I先生ありがとうございました!素晴らしい事例と共に「向き合うこと」や制度・法の根底にあるものを理解することの大切さを感じることが出来ました。先生の事例を聞くといつも気合が入ります!あと乗せて頂いたクラウンに思わず興奮しました!

・ありがとうございました。今目の前にいる人が少しでも幸せ感を得られるように。自分の関わった意味とは…。辛いことがあるのは正面で向き合ってるから…。などなど今日も一つ一つの言葉から考えたいことがたくさんいただけました。すごく楽しくて充実していたのですが、それをうまく表現できないこと、自分の中にうまく落とし込めていないことが毎回のように悔しいです。自分なりに解釈して、自分のできる行動にしていくこと。これができるようになるのはいつの日か…。あとは、胸いっぱいでうまく話せないと言っていたSさんの言葉が聞きたい!知りたい!

・今日はありがとうございました。前の会社の上司にも散々「人を信じて任せることが大事」といわれましたが、そういう姿勢の大切さを改めて感じました。任せるというのは仕事だけでなく、人生の選択とかいろいろなものも含むと思います。斜に構えたり、懐疑的になりがちな私の課題です😓でもこういう時間の積み重ねで信じるパワーが少しつくのかも、と前向きになれました😌

・I先生、皆さん、昨日はありがとうございました。今だに胸いっぱいで整理できませんし、当分まとまる気がしませんが、心に留まったキーワードをなんとか絞ってみると…

『今、目の前にいる人』

これは4月から何回か、お聞きしていました。今、目の前にいる人が少しでも生きやすくなるために何ができるか。支援に迷った時、連携が上手くいかない時、ケースの重要な局面で立ち返る言葉だなと思います!お話いただいたどのケースでも、節目になる場面でI先生はこの言葉に基づいて動かれていたのではないでしょうか。

『過程(プロセス)』

人は死んだら一緒?本当にそうだろうか。対象の方に出会ってから、最期を迎えられるまでの間に、冷静に自分のできることをやる!という想いを感じました。I先生が扶養照会ではなく、直筆のお手紙を親族の方に出されたケース、アルコール依存の方のケースは、ギリギリのところで人の尊厳を守ったお話でした。私たちは仕事で出会った人々といつか別れます。子どもに関わる私の仕事でも、異動や転勤、人生の最期に立ち会うことがあるので、結果だけではなく、その人と過ごす過程を大事にしたい。と思いました。

『時々、人の力に驚かされるケースに出会える。ただ、人に向き合わないワーカーには出会えない』

これはもう、キーワードですらありませんが(笑)とても心に残る言葉でした。福祉の仕事に悲しみや辛さはつきもの。でもしっかりと相手に向き合った。その積み重ねの厚さを感じました。

他にも法や制度とはどういうものか、その人のありのままを受け止めるとはどういうことか、などたくさん勉強になりました。そして、I先生、おそば美味しかったです!(うどんも)ごちそうさまでした!またぜひ、ゆっくりお話を聞かせてください!今後ともよろしくお願いします(^^)

【参加できなかった方からもコメントをいただきました】

・参加者の上記のコメントを拝見しているだけでも、とても共感し、勇気づけられます☺️

・『人を信じる信念』このコメントだけでも深いお話しと学びの時間だったと想像できます。参加できなかったことがとてもが残念です。私も人は変わりたいと念えば変わることができる、そこに諦めないで伴走するのがソーシャルワーカーだと思っています。また学びの場でお話しが頂けることを楽しみにしています。

・本日も参加できず申し訳ありませんでした。次こそは参加したいです!また皆さまの振り返りより勉強させていただければと思います、ありがとうございました🙇🏻‍♀️🌷


HATA楽

「HATA楽」は、「傍(はた)を楽にする」、つまり利他的に働く “支える人”(福祉従事者等)たちの苦悩を少しでも軽減するための【支援者相互支援】ネットワークです。 共通の体験をしている仲間たちが、「HATA楽」こと(自分自身の実践を客観化する、苦悩を吐き出す、同じような境遇を持つ仲間からヒントを得る)を通して、相互に支えあう場です。

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