ABOUT

“支える人”の支えあい 

「HATA楽(傍(はた)・楽(らく))」

【支援者相互支援】いわゆる、「支援者支援」のネットワークと位置づけられます。

福祉従事者をはじめとした“支える人”。その働きは、まさに「傍(はた)を楽にする」利他的な営みです。他者のためにできることを施す、素晴らしい営みに従事する人々といえるでしょう。しかし、その道は厳しい一面も併せ持ちます。その苦悩を少しでも軽減したい。これが出発点です。

そのために「HATA楽」では、例えば、自分自身の実践を客観化する、苦悩を吐き出す、同じような境遇を持つ仲間からヒントを得る、そういった共通の体験をしている仲間ゆえにわかることを、互いに分かち合うことが必要と考えます。「支援者支援」という響きから想定される、一方的に救われる場ではありません。仲間同士相互に「傍(はた)を楽にする」活動を通して、互いに支えあう場をイメージしております。つまり、他者のために働く“支える人”に、さらに「HATA楽」ことを通して、支援者相互支援の場となることを願っています。

具体的活動においては、下図のように、「表現する」⇔「確かめる」⇔「つながる」ことを重視します。それにより「いい時間を過ごす仲間」としての関係が形成され、結果的に「“支える人”の支えあい」になるのではないでしょうか。我々は、仲間を求めます。

(since2016.3.28)

【ねらい】

<仲間>“支える人”が支えあう会。仲間(peer)で支えあう(ピアサポート)。

<相互>「表現する場」⇔「確かめる場」⇔「つながる場」をとおして、相互に支えあう。

<教育>教育機能の提供

「相談したいけど、相談できる人がいない」悩める“支える人”が来たくなるような企画を実施して、ニーズキャッチ!

「自分の実践を話すことで振り返ることができる!」 悩みだけでなく、自らの実践を共有する中で、相互に気づきを得る。相互に、伝承しあい、学びあい、励まし合う。多様な表現を重視。分野等を超えた新たなアイデアを生み出す場。福祉従事者として誇りを認識できる場。ベテランもまた励まされる場。かつ、後世につなげられる。

●有能なプロが複数参加するシンクタンク(人材バンク)、集団・相互的スーパービジョン。

● “五十嵐ism” “4K+1K”などのコンテンツの開発・提供。

● 調査、情報交換・発信(出版など)、社会開発。

●人材育成研修請け負い。

●福祉従事者の社会的信頼および地位の向上。文化としての支援者支援の重要性を社会にアピールする。

【活動内容(案)】 

※対面だけでなく、オンラインによるサービスも。

《HATA楽 勉強会》

● 月1回。第2土曜日の午後

● 事例検討・実践報告・話題提供(会員によるローテーション)

●グッドプラクティス発表会

●研究・分析活動(勉強会の録画・蓄積・分析研究・社会に発信)

●清里合宿

《職場研修の請負》

●「HATA楽」メソッドの開発(五十嵐ismや「4K+1K」をベースに)

●ソーシャルワーカー養成研修や職場改善コンサルティングなどの請負。

《表現の場「水」》

●表現活動の場。音楽・芸術活動など。

●愚痴を吐く場にもなる。

●個別相談(随時)

●対外企画(年1回)

●若手従事者をターゲットにした企画など。

《 ボランティアや就職・転職などのマッチング》

●主に、日本社会事業大学の学生に対して、イレギュラーなボランティア等の要請を斡旋する。

●求人情報なども集め、仲介する。(求人側にもメリットになるように)

●積極的に実践したい学生を集め、ボランティア等の活動や勉強会の参加、さらには就職活動の支援となる機会を提供する。

《その他》

●寄付活動

●(将来的に)事務所、支援者支援バーの管理運営も。

【会員制】

《「仲間」会員》

●定期的に活動する会員。運営する側にも。

● 紹介制、審査制

会費:年8,000円

《縁(えん)会員》

●時々参加する程度の会員。運営には携わらない。

会費:年5,000円  ただし、学生免除あり。

《賛助会員》

●賛同いただける個人や法人

会費:1口1万円から

《任意参加者》

● 各種企画の参加者。年2回まで参加OK。3回目からは、「仲間」か「縁会員」に所属をする。

●会費はない(実費徴収はあり)

【入会手続き】

●申請書を提出してもらう。以下のGoogleFormからお願いします。

★入会申込フォーム

●申請の後、審査。

●会費を納める

【「仲間」の要件・ルール】

【最低限、何かしらを“支える人”】(図の大枠)

★人と真摯に向き合い、仲間との和を大切にする人

・一次離職中、研究者も、人によっては参加可能。

・一般企業でも、広義の福祉マインドを持つ人なら可。

・近接異分野の他職種(医療専門家、障害者雇用の経営者、弁護士、事務員など)も、同じ。

【回避すべきこと】

●参加者の職場への介入(依頼があれば可?)。事例検討等の影響は、メンバー各自の自己責任で。

●このコミュニティでのストレス

【事務局】

日本社会事業大学 社会福祉学部

准教授 上村 勇夫

i-uemura@jcsw.ac.jp