【実績報告】第41回勉強会『「見立て」についてのインタビュー調査結果について』:Uさん

2022年9月10日(土)14時〜実施しました。今回は、フレンドリーでの参加者5名、Zoomでの参加者2名で開催しました。発表者はUさん(日本社会事業大学勤務)。

【ご本人感想】

 やはりこの会はパワーをもらえます(*^-^*)特に発表をすると、たくさんの励ましのお言葉や建設的なご意見をいただけるので、より効果的ですね!ここ数年、実習生のサポートをする中で、「4K+1K」の効果は実感できております。決して新しい発見でもなく、当たり前の思考枠組みなのですが、最低限、実習生が意識すべきこととして役に立つのであれば、この10年の取り組みが無駄ではなかったと報われる思いにつながります。さらには、プロの支援者にとっても必要なキー・コンピテンシーとして位置づけることができれば、なおさらです。出版なり、ツールなり、研修会なり、形として社会に発信できないか。出来ればHATA楽のみなさんに肉付けをしていただいて、HATA楽の資源として確立できないか。今後も建設的に、まじで、作り上げていこうと思っています。みなさん、よろしくお願いいたします!!!

 「4K+1K」は、基本的には個々人によって違ってくると思います。人それぞれ多様な価値を持ってもいいからです。真ん中の、価値・行動規範は、他者から押し付けられて構築されるべきではないと考えます。実践の中で「4K+1K」を回していく中で、より確かな気づきを得て強化されるイメージです。個々人の「4K+1K」だけでなく、チームや職場としての「4K+1K」の場合、多少足並みを揃える導きは必要になるかもしれませんが、チーム内のコミュニケーション(検証)をとおして構築されるのが理想ですね😌思いつきを記しました。

【参加者感想】

 Uさんありがとうございました。今日はあらためて文字にして伝える事の必要性を感じました。私自身は伝承的に伝えて、それがつながっていけば良いと思っていましたが、整理をして、論理的に伝える大切さを実感致しました。これからも宜しくお願い致します。

 今日はありがとうございました!福祉の仕事ではどうやって成長していったらいいか想像しにくい分野だと思っていましたが、Uさんの4K+1Kの理論と抽出されたベテランワーカーさん達の言葉を意識することで通常よりも早く成長出来るようになると思いました。また、抽出された言葉の一つ一つが現場で働く上での貴重なヒントに感じられ、仕事に慣れてきてからも助けになってくれると思いました!

 Uさんが本日お話くださった内容について、特に皆様のインタビューや感想のコメントを伺うと、心から「うん、うん、そうだよね」って思うことばかりで、心にしみたり、頑張ろうって思えたりしました。あえてこうやって注目させることも、次の気づきにつながるかもしれないと思います。そして、よい連鎖は、4K+1のように継続していく中で相互に発展、成長していくのだと感じました。ぐちとか近況とか話したり聞いたりできることもありがたい場でもあります。あのあと、満月を見ながら、みなさんとの楽しい貴重な時間を思い出していました(満月)今日もありがとうございました☺️💕

 今回は実習生の。ということでしたが、現場でも使える、現場で使っているであろうことを可視化していただいたのはとてもありがたかったです。新人さんへの指導の際にも使えそうです。長いスパンでサイクルを回しつつ、瞬間瞬間でもサイクルを回していることにも気が付けました。何よりも仮説や検証など、全てに価値が関わっていることを示しているのが大事だと思いました。また、それは実習生等への指導の時にキチンと価値も含めて伝えていかなければならないことも示していると思います。ただ、それは実習生の価値を否定することではなく、彼らの持っている価値の上に積み重ねていってほしい価値である事を意識しないといけないとも思いました。なんだか抽象的ですいません…

HATA楽

「HATA楽」は、「傍(はた)を楽にする」、つまり利他的に働く “支える人”(福祉従事者等)たちの苦悩を少しでも軽減するための【支援者相互支援】ネットワークです。 共通の体験をしている仲間たちが、「HATA楽」こと(自分自身の実践を客観化する、苦悩を吐き出す、同じような境遇を持つ仲間からヒントを得る)を通して、相互に支えあう場です。

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