第1回支援者支援バー@オンラインを開催しました!

昨日8月28日(日)18時から、記念すべき「第1回支援者支援バー@オンライン」を開催しました。

HATA楽の事業として、そして、夢として描いていた、「支援者支援バー」。実際のお店を立ち上げることは簡単ではないですが、オンラインでやってしまいました(*^-^*)この原動力になったのは、HATA楽のメンバー関口さん。関口さんの前向きな姿勢のおかげでこの企画が実現しました。

第1回の今回は、上村とゆかりのある卒業生、特に社会人2年目の若手に声をかけて集まってもらいました。以下のようなチラシも作りました。


勤務体系も様々で、それぞれ忙しい中、日程調整に苦労しました。また、LINEギフトで、おつまみをプレゼントするなど、もう来てもらうのに必死な感じが丸見えでしたが、なんとか3人集まってくれました!長野から参加してくれた人もいて、オンラインのメリットも実感しました。

上村も、バーテンダーのような恰好をしたり、Zoomの背景をバーの画像にするなど、ついつい張り切ってしまいました(;・∀・)

参加者3人ともたまたま公務員で、しかも児童分野(児童相談所、子ども家庭支援センター、児童自立支援施設)で活躍しているということもあり、お互いの愚痴だけでなく、お互いの職場の情報を交換することもできました。

参加者の中には、初めてお会いする卒業生の大先輩である関口さんと、実は小中学校が同じだったり、共通の知り合いがいることが判明するなど、新たな出会いの場にもなりました。

お酒とおつまみを楽しみながら、お互いの職場の状況、悩んでいる点、さらには、働いていて良かった点などを自由に話し合い、気づいたら3時間があっという間に経っていました。

悩みとしては、

・キャリアもまだ浅く、さらに子育てをしたことがない。むしろクライエントのほうがよく知っていることもある。それゆえに、クライエントと向き合っていて何を伝えればいいか悩むことがある。

・制度の知識が不足しているだけでなく、理想的な子育て、家庭のあり方など、答えが画一的に決まっていない、哲学的なことにも触れざるを得ず、迷う。

・上司に相談するのにも、まずは自分の考えを構築しなければならない。相談しにくいに状況もある。

・立場的に、支援に踏み込めない限界も感じる。

・支援をしても、その後必ずしもクライエントはいい方向に行くわけではない。自分の仕事や職場自体の意義が見えなくなることもある。

といったことが出ました。一方で、

・この仕事を希望していたし、実際仕事をする中で、クライエントの喜ぶ姿を目にしたときなど、この仕事に携わったがゆえに得られた喜びもあった。

といった、前向きなお話も聞くことができました。

最後に記念撮影をして、アンケートも書いてもらいました。その中の一文を紹介します。

★職場だと利害関係があるので、愚痴を言うのにも気を遣う。仕事が嫌になった時に辞めるか辞めないかの二択だけではなく、別の選択肢があればいいとずっと思っていた。今日は何が良かったかを言語化するのは難しいけど、「仕事なんて辞めたいよな。」と軽く言える場所ができた気がして安心感を得られたと思う。

やってよかったなぁ!うれしい限りです(*^-^*)

解決をすることが目的の場ではない。自由に、気楽に話す中で、それぞれの中にある”答え”に気づける場。

日々奮闘し、悩みや迷いの絶えない支援者にとってのオアシスに。

そんなことを目指して、今後も実施してまいります。

第2回は、9月中に開催を目指して準備中です。メンバーは、関口さんのお知り合いに声掛けをしています。ワクワクする!!!


HATA楽

「HATA楽」は、「傍(はた)を楽にする」、つまり利他的に働く “支える人”(福祉従事者等)たちの苦悩を少しでも軽減するための【支援者相互支援】ネットワークです。 共通の体験をしている仲間たちが、「HATA楽」こと(自分自身の実践を客観化する、苦悩を吐き出す、同じような境遇を持つ仲間からヒントを得る)を通して、相互に支えあう場です。

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