【実績報告】第2回HATA楽 勉強会

2021年5月8日(土)14時~16時30分、コロナ禍の影響で、今回は初の全員Zoomによる参加で実施しました。

学生の“縁会員”3名にも初めて参加してもらいました。

直接お会いできなかったですが、事例を中心に、ソーシャルワークの核心に迫った重要な議論もなされ、とても盛り上がりました。

それも、事例をご提供いただいた、澤さんのおかげです。澤さんから今日のご感想をいただいたので、お示しします。

*************************************

仕事をしていてなんだか行き詰まったとき、

なんだかしっくりこないとき、

これでよいのかいつも悩みます。

なぜしっくりこないのかと想像して考えます。

その人の歴史や環境、体調や年齢…ひとりひとり

違うであろう気持ちや考えに想いを馳せます。

私の見えていない角度からはどうみえているのか。

同じものを見ていても思うものはそれぞれ。

なるべく注意して気がつきたいし、持っている資源を

活用して臨みたいと思うけれど、

教科書に載っているようなきれいな形になるとは

限らない。

こんなに頑張ったのになぁと思うこともある。

もっとできたのになぁと反省することもある。

ときには、合理的な答えが見えていることもある。

なのにスムーズにいかないから、焦ることもある。

たしかに、危険性を伝えることは必要だし、緊急的な

対応が必要なこともある。

だけど、可能ならそのゆらぎや迷いに一緒に悩んで

みてもいいのかなぁと思ったりします。

まわりからみたら、かっこよい感じは全然ないかも

知れないけど。

どうしてそこに関わるのと言われることもあります。

自分でもよくわかりません。

いつも本当はドキドキはしている。

でも、

人としてお互い向き合えたらなにかがうまれるのでは

ないかと最近とても思うのです。

それは仲間同士でも、クライアントでも。

この会で過ごす時間は、

つまっていたものを流してくれたり、

見えていなかった光に気がつかせてくれたり

する貴重なものです。

一緒に過ごしてくださったすべての方々に感謝します。

*************************************

それでも、なぜ支援をするのか?どのように仕掛けるのか?連携の必要性は?

そういったことに触れたくなるような、素晴らしい澤さんの実践をお聞きしました。

さらに、上記のご感想からもわかりますが、この会のコンセプトである、「表現する」「確かめる」「つながる」「いい時間を過ごす仲間」の重要性が確認でき、参加者それぞれが、この会に参加することにより、明日へのパワーを得られるという、この会の存在意義も実証されたような機会となりました。

改めて、事例提供いただきました澤さんと、参加者全員に感謝いたします!

<以下、今日の参加者の感想>

・(学生)本日は皆さんと一緒に素敵な時間が共有出来てとても嬉しかったです、これからどうぞよろしくお願い致します🙇🏻‍♀️✨

・澤さん、ありがとうございました。関わり続ける大切さを改めて感じました。皆さん、ありがとうございました。また次回よろしくお願いします。

・(学生)今日は貴重なお話をありがとうございました!次回も参加させていただきます、またよろしくお願いします!

・澤さんはなんかやっぱりマザーですね!心地よい会でした!ただ心地よいだけでなく、そこからたくさんの気付きを得て学ぶことができました。次回が待ち遠しいです。

・カタルシスを感じました!ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ

・さわさんありがとうございました。多くの事が含まれている内容だと思います。感じ、ありのままを受け止め、向き合い、その時点でのベターな事をする。さわさんの力に感服です。有意義な時間をありがとうございました。

・澤さんありがとうございました!自分の仕事と重ねつつ、お話聞かせていただきました。他職種でやってる仕事は違っても、(違うからこそ?)勇気をもらえるお話でした!月曜日からまた頑張れそうです(^^)

HATA楽

「HATA楽」は、「傍(はた)を楽にする」、つまり利他的に働く “支える人”(福祉従事者等)たちの苦悩を少しでも軽減するための【支援者相互支援】ネットワークです。 共通の体験をしている仲間たちが、「HATA楽」こと(自分自身の実践を客観化する、苦悩を吐き出す、同じような境遇を持つ仲間からヒントを得る)を通して、相互に支えあう場です。

0コメント

  • 1000 / 1000