【実績報告】第1回HATA・RAKU勉強会

2020年4月10日(土)HATA・RAKU勉強会の船出が、無事、かつ盛況に終了しました。

記念すべき初回の話題提供担当者は、関口さんでした。テーマは「8050問題」について。職場で課題となっているリアリティに富んだ話題をお話しいただきました。

関口さんのご感想をいかにお示しいたします。

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先日はありがとうございました。

再開して初の、HATA•RAKUとして初の話題提供でちょっとプレッシャーがありました。

が、そんな思いは振り切って簡単に、単純に、今気になっていることとして話題を提供させてもらいました。

アドバイスや疑問、思いもよらない視点の話はどれもこれも糧になるものでした。本当に楽しい時間でした!

実は、人の人生をジェンガなんてゲームに例えて不謹慎かな?と思ってもいます。

ピースが抜けたら崩れちゃう!なんて失礼極まりない表現かもしれません。

が、それでもそのままちょっと思考を進めてみました。崩れるとどうなるの?って考えてみたんです。

積み上げたものはなくなります。でも、どんなに崩れても一番下には必ず1ピースは残ってる!て、ことはまた積み上げることもできるじゃん!

これまでとは色や形が違うピースになるかもしれないけど、また組み立てられるんだ。

最後の1ピースはきっと命であって、その人であるのかな。

崩れないように補強する、新しいピースを入れる、崩れにくいように積み上げる、そして、1からでもまた新しく始めることもできる。ジェンガに例えていながらも、やっぱりルールに縛られずに自由にやっちゃうのがいいのかも。

以上感想とその後で考えたことでした。

取り止めのない駄文失礼しました。

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ありがとうございました。知的障害のある方の、「親亡き後」を考える貴重な機会でした。

頭ではわかっていても、踏み切れない家族の複雑な心情があり、それに対して予防的なアプローチができればいいのですが、やはり簡単ではない。「親亡き後」を考えると、頭では早く自立生活なりを目指す必要があることはわかっていても、家族や本人からすると、今、目の前に具体的かつ緊急性のある問題が発生しているわけではない。それをアセスメントして、しっかりと家族や本人に伝える必要がある。予防的なアプローチの難しさを学ばせていただきました。

また、障害福祉分野のスタッフだけではなく、高齢の両親に対して地域包括支援センターが必要に応じて関わることもあると考えられます。連携の際に、誰がイニシアチブをとるのかといった役割論についても話し合われました。

いずれにせよ、実のある素晴らしい時間となりました。

HATA・RAKU、とてもいい出発となりました(*^-^*)

HATA楽

「HATA楽」は、「傍(はた)を楽にする」、つまり利他的に働く “支える人”(福祉従事者等)たちの苦悩を少しでも軽減するための【支援者相互支援】ネットワークです。 共通の体験をしている仲間たちが、「HATA楽」こと(自分自身の実践を客観化する、苦悩を吐き出す、同じような境遇を持つ仲間からヒントを得る)を通して、相互に支えあう場です。

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